小学生はテストがかえってきていますね。
テストを受け取ってからのご報告が相次いでいます。
名前が途中で終わっている・・・なんで自分の名前が最後までかけないの?
問題を飛ばしている・・・・・・見直しなんてしてないよね・・
問題を読んでいない・・・・・・「記号で書きましょう」「分から抜き出しましょう」ができない
わかっていないわけではない
指定された答え方をしていない・・「わかってはいるが書き方が違う」「式なしで答えだけ書いている」
字が汚いので〇がもらえない・・・「とめ」「はね」「はらい」に興味がない
計算ミスが多い・・・・・・・・・見直ししたらすぐわかるのになあ・・・
こんな時どうしていますか?
叱ってみたり・・・励ましてみたり・・・いっぱい勉強させてみたり・・・サンタさんが来ないよと言ってみたり(笑)
でも必ず原因があります
まずは原因を探ってみましょう
ある子どもさんは「テストってそんなに重要なの?」と言っていました。
100点とろうとかいい点とろうという気持ちがない
これも大きな原因です。
先生が「できているかどうかを確認していること」「できていないとなると宿題で復習が増えるかも」なんて話をしたら急に見直ししてくれた子もいました。点数はおのずと上がります。
字の汚い子はずっとずっときれいに書くように言われてきて学期末にはもう息切れしていることもあります。
「きれいに」→「はみ出さないで」「読めるように」
かけているときに褒める
道具(書きやすくなるグリップや鉛筆や消しゴム)を使って暗示にかける
なども時に有効です。
読んでいない子や解答欄を間違う子は空間認知の問題で読むときの行のずれで読み間違っていないのかを確認してください。
音読で行がずれるときにはテストでも問題を読むときに行がずれてわからない文章になっていることがあります。
定規やファイルの穴抜きで行のずれを防ぐといいこともあります。
この問題がない子は問題に慣れるように一度書かなくていいので一緒に模擬テストを解いてみてください。問題パターンを頭に入れることもいい結果を生むことがあります。
名前を書いていない子たちはどのプリントでもまずは名前を書くことを習慣づけたいですね。
でも・・・衝動性の高い子はしつこくいうとそれが日常になってインプットには至りません。
「書いて伝えたり」「励ましながら声をかけたり」できた気にさせる。できる気にさせるがとっても重要です。
「俺最近すごいやろ!」なんて言い出したらチャンス
できていなくても「そう思う何が変わったの!」なんて目をキラキラさせながら聞いてあげてくださいね
間違っても「なにをいっているの?この前だって・・・」なんてなしですよ。
少しずつできることが増えて本人たちが満たされますように
未来が開けますように
大人は焦らないでくださいね
子どもには自信が必要
子どもの自信をつぶしてまで行動を変えても何も大人になって身に付きません
いつも今していることは大人になって何につながるのかを考え優先順位を頭に入れていてくださいね
まずは自分は面白いやつなんでって子どもが思っていること
親がうちの子は本当の面白いしいいとこがいっぱいって思えるようにが大切ですよね