学校からの呼び出し

学校からの電話が怖い
これは子どもさんの気持ちではなくお母さんの気持ち
どうしてかを詳しく聞いてみると
朝行くときには何もしないようにトラブルがないようにときつく言って送り出す。
でもトラブルが起こると学校からの呼び出し。
学校に行くとトラブルの内容を説明され今後同じようなことがないように家で言って聞かせてくださいと言われる。
でもどれだけ言って聞かせてもほとぼりが冷めたころ同じようなトラブルが起こるとのこと
先生にどうしたらいいか尋ねると自分たちもわからないとの答え
お母さんは教育のプロがわからないことが自分にわかるのかとまた落ち込む

こんな状態でうちの相談にたどり着いたお母さん
お母さん苦しかったですね

子どもさんに聞いてみればお友達の面白そうないたずらに興味をもつと判断がくるって巻き込まれてしまう。
いたずらしていた友達はほどほどのところでとめることができるが自分は楽しくなったら止められない。
気づいたらたいてい一人で先生に怒られてしまうとのこと。
自分でも考えればわかるがその時にはわからない状態
これはお母さんもご本人もきついはず
一緒に医療機関に相談に行きました。
お医者さんから緊張や不安が高まるとさらに行動制御ができなくなるんだよね
苦しかったね
一緒になおそうといわれてご本人もお母さんも「ポカーン」
怒られなかった
ねぎらわれたことに感動することもできなかった。
今考えたら本当にうれしい言葉をもらった。
少し楽になったとのこと

お母さんも子どもさんも孤独だったんだなあと思いました。
どうあがいてもうまくいかない
自分を責める日々
苦しかったと思います。

一緒に学校にも行って治療を始めたこと。
学校の中の特定の自由な時間(掃除や休み時間)に多くのトラブルが発生していることなどを説明
係りの仕事など集中できることがあればお友達のいたずらに巻き込まれにくいことなどを説明
先生方はさっそく休み時間は係りの仕事や大好きな図書館司書の先生の手伝いなどを設定してくださり、掃除時間は少人数の掃除場所で特定の一人仕事を任せてくださいました。

少しずつ問題も減っていき先生方からもいいことでのかかわりが増えてきてなんとなくいい方向に進み始めたような気がしています。
みんなどうしていいかわからなかっただけ。
少し手立てが見つかれば変化も出てくる。
似たような子どもさんが同じように刺激を統制して落ち着いてきたとの話も先生方から入ってきてその生徒さんと仲良くもなってきました。

今苦しいお母さん子どもさん
一人で悩まないで
苦しさを話し合って少しずつ解決していきましょうね。
ゆっくりゆっくりで大丈夫ですから

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