学校に行きたくない。
家にいても昼まで寝ていて夜活動的になってしまう。
勉強もなかなか手につかない。
家のことも自分の身の回りのこともしない。
部活や塾にもいかない。
土日になったら友達と遊びに行くこともある。
そんな子どもさんがいらっしゃいます。
一人二人ではないです。
何が原因かあまりはっきりしない子どもさんも多いようです
支える親としては怒っていいものか共感しないといけないのか?
いつまで続くのか?
受験は大丈夫か?
勉強にはついていけるのか?
いろいろな不安が付きまといます。
きっとご本人も同じかも。
こんな時には子どもさんがどんな得意なところをもっていてどんなところが苦手かを思い出してみましょう。
勉強の方法は子どもさんにあっていますか?
見て覚えるタイプの子どもさんに書くように言っていたり
飽きやすい子どもさんに同じパターンの勉強を強いていたり
塾の勉強方法が本人の希望するものと違ったりしていませんか?
お勉強ができずに成果がでずに困っていませんか?
先生や友達とのコミュニケーションに難しさや疲労を感じるタイプではないですか?
周囲の状況をうまく読めない子どもさんは人を必要以上に気にしたり必要以上に過敏に反応することがあります。
そんなことを繰り返していると疲れてしまって帰宅後に強い苛立ちを示したりすることがあります。
これが過ぎると疲れて動けなくなることがあるのです。
自分の評価を必要以上に気にするタイプではないですか?
中学や高校になると成績が数値で出るようになります。
プライドの高い子どもさんは数字で明確に順位がでると強く傷つくことがあります。
これをばねに頑張る子もいれば数値がでることを恐れて試験を受けない子もいます。
将来に大きな不安を感じていませんか?
イメージ力の弱い子や情報収集力の少ない子は受験や将来の仕事などのイメージが浮かばずに不安や緊張だけが大きくなり動けなくなることがあります。
どれもご本人のいいところでもあり苦手な部分にもなりうるのです。
お話をしながらいい方向に転換していくことが必要だと思います。
子どもさんには自分を知ること。
親御さんには子どもさんを知ることをお勧めします。
漠然とした不安と向き合うよりは分析することで前が見えてくるように思いますよ