「僕は勉強嫌いなんだ」と急に宿題を適当にしはじめた子がいます。
「どうしたの?」と聞くとテストで20点をとったとのこと
「もう勉強は嫌いやからせん」というのです
そこでテストを見せてもらいました。
テストの問題の左半分しか見えていないので右側は白紙だったようです。
左側をといて安心してしまったんでしょうね
文章を読んでいないので答えをどのようにどこに書くかわかっていない
問題文を読まずに自分なりにといてしまうようです
文章は読んでいるが文脈が読めていないので算数の問題の「+を漢数字を十、-を漢数字の一」と読んでしまい「13を十三と書いてしまう」
説明文が読めていないので二つ書かなければいけないところを一つのカッコに2つとも書いてしまう。
はじめは「見せん」と言っていた子どもさんも一緒に見ながら原因を考えていくと
・問題が充分に読めていないこと
・早合点してしまうこと
この2つが原因だということがわかってくると
「そうかあ」
「テストの時質問しないで解きたかったんだよね」
「読まんでも解けるテストもいっぱいあるからさ~」
なんて言いながらも勉強嫌いということは言わなくなりました
テストが終わったら点数だけを見ないでどうして間違ったか一緒に考えようねと話をしました。
読むことが課題なんだなあと実感しましたので帰宅後お願いしたいことを手紙にし文章で伝えることを始めました。
「読んだら間違わない」
「読んだらわかる」
を体験してもらおうと思っています
早合点してしまうことに関しては少しずつ確認をするように話をしていこうと思います
勉強が嫌いという→勉強ができるようになりたい
ということですのでこれを気をつければいいということがわかれば変わってくると思います
どんなことでも理由を解明して対策を考える
生きていく力ですね
一緒にまた分析しようね