運動会(体育祭)に自然教室と行事の季節ですね

運動会(体育祭)に自然教室と行事の季節ですね。
新しいクラスになじんだかなじまないかというところで始まる行事練習や話し合い
団体行動を苦手にしている子どもたちにはきついものがあるようです。

活動内容によっては我慢がいることも多い

運動会(体育祭)ではできていることを何度も何度も練習する
炎天下できつくなるがダラダラとしていると怒られる
「勝つぞー」という勢いの中「団結」とか「協力」とか嫌いな言葉を並べられる
抽象的なこの概念をなかなか理解できない子どもたちには団結の熱さが伝わらない
空間認知の悪い子は何度言われても移動の場所を間違ってきつく怒られる
応援合戦もあの熱さに気持ちが引いてしまう
なんで大きな声を出したら勝てるの・・・?
気持ちなんだけどなかなかわかりにくいし伝えにくい
「早く終われー」と思いながら過ごしている子も多いはず

自然教室も5分前行動を強く言われたり
物の整理ができないことを指摘されたり
次から次にある活動と自由時間のなさに心が折れそうになったり
シーツのたたみ方がわからなくて苦しんだり怒られたり

子どもたちは頑張っているんですよね

こんな季節だからこそ
こんな行事の前後だからこそ
いっぱいいっぱいに頑張って家庭で爆発してしまう
そんなことはよくありますよね

先日あるお母さんから家では連日大爆発
でも先生からは学校では何もないです
楽しそうに過ごしています
運動会も頑張っているのでイライラの原因は学校ではないと思いますと言われて
「伝わらなかった…」「悲しかった…」と話がありました。

お母さんは先生を責めたわけではないんです
ただこんなに頑張っている子どもさんと家庭の状況を伝えたかっただけなんです
子育ては孤独なんです
先生も孤独なんだけど‥(それもよくわかります)
とくに発達にばらつきのある子どもさんは難しいからこそ少し励ましてほしかったり寄り添ってほしい時があるだけなんですよね
いい勉強になっていることはわかっているけど家庭の状況はぐちゃぐちゃ
こんな時学校で「頑張っているね」「きつくなったら言いなさいね」なんて声をかけてもらえたら子どもさんだって少しストレスから解放されるんです
認められることで同じことをしていても気持ちが違うんです

あともう少し
一緒に乗り切っていきましょうね

家と学校で違う顔をできることは成長なんですがこれがときに誤解を生みますね
少しずつ皆さんに子どもたちの気持ちや保護者の方の気持ちが伝わりますように

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