プチ家出

最近宿題をしない子どもさん
学期末が近づいてきてテスト対策や計算ドリルなどやることが増えてきている中
宿題から逃げる・・・。

学校から帰ってきたらひとまず遊ぶ
そろそろ宿題をと言われるとお風呂に・・・
そのうち8時になり9時になり
しかたなく始めるけど眠くなる

これからは想像つきますね
親子バトルです
でもここでしかたがないねとあきらめるより頑張ろうとするお母さんは偉いのですが疲れますね

高学年になると反抗心も加わり
嘘をつくようになることもあります
すぐにばれる嘘を平気でつく(平気じゃないんですけどね)

親子バトルですよね

そこで本人と話をしてみました。
「宿題と言われるのがいや」
「宿題はめんどくさい」
「できないわけではないがしたくない」
「学校に行って昼休みに残されるのもいいかも。学校にはゲームもないし」

そうかあ。めんどくさいことはしないほうがいいよね。
というと怪訝な顔
どうもそこまでは思っていないようです

そこでお母さんの宿題ではないので宿題をするように声をかけるのは3回まで
それ以降は言わないことを約束
自分で考えて行動するようにしました

1日目遅かったのですが自分でとりかかりました
2日目半分だけして学校で残りをしました
3日目せずに学校に行きました
4日目取り組む様子がないことをお母さんが見て悲しくなって黙ってプチ家出を決行

本人から夜電話があり
「お母さんがいなくなった。自分が宿題をしなかったからだ」
「お母さんは怒らないで待っててくれたのにどうしたらいいんだろう」
とうろたえた声
急いでお母さんに電話を入れたらお母さんもお母さんで声をかけないでいることと葛藤していらっしゃいました
お互いいい方向に向かっていたようです
お母さんが帰宅したときには宿題が終わって予習までできていました。

帰宅後「お母さんごめんなさい」と置手紙があったのを見てお母さんも泣き出し2人で泣いたようです
妹さんが「お兄ちゃんの宿題があるからいつも夜は楽しくない」「お兄ちゃんがお母さんをいじめている」
といった言葉も効いたようです。

子育ては忍耐と試練ですね。
修行のようなものだとそのお母さんは言われました。
本当にそうだと思います。

一つ山を越えたかなあ
めんどくささからの脱却がテーマですよね
少しずつ乗り越えられますように

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