どこまでできたら自立なの?

どこまでできたら自立なの?
どこまで頑張らないといけないの?

こんな質問をしてきた彼は社会人
お金の管理や朝きちんと起きることなどは今も課題
汚れものはそのまま
食べたら食べっぱなし
部屋はごちゃごちゃ
お母さんの手伝いなしには生活は難しい

でも本人は社会人にもなれたしなんとか会社にも行っているし
どうしていろんなことを言われるのか?
いっそ何も言われないように一人暮らしをしよう
なんて考えになっています

大人の中にもいっぱいいますよ
片付けができない人
自己管理が下手な人
どこまで立派になればいいの?
というあなたの気持ちはわかります

人に迷惑をかけなければいいんです
自分が苦しくならなかったらいいんです
本人も頑張っているんです
お母さんの気持ちもすごくわかるんです

目標を再設定しましょう。
できることになるのではなく手伝ってもらいやすい状況を作れること
手伝ってもらえるようなコミュニケーション能力を持つこと
なにより自分一人では生きていけないことを充分に自覚していること
これが重要です。

みんな老いていくんです
できるようになる立派になり続けることなんてできないんです
どれだけ素晴らしい人も人に助けられて生きているんです

「ありがとう」
「たすかりました」
気持ちがこもっていないでも多用できること
口癖のように言えることがとても大事です

「おはよう」
「こんにちは」
「おやすみ」
と同じように使えること

きっと誰かが支えてくれていないと今頃部屋の中はむちゃくちゃ
もうゴキブリなんて普通にいるかも
朝起こしてもらえなかったら・・・
今まで朝起こしてもらっていたからこそ今自分で起きれるんだ
こんなことを考えたら「ありがとう」はすぐに言えるはず
意地を張らずに冷静に
今一番重要なのは自分を認め人を認めることです

お母さんに「自分でやってみたい。できないかもしれない。その時は助けてほしい」そんなことが言えたら
今と同じようにだめだっていわれるかなあ
自分のダメなところも認めて一緒にみんなで歩んでいこう
わかっていることは強みだよ

できないときに助けてと言える人に
手伝ってもらったら「ありがとう」が言える人に
これが大きな目標だね

大人でも難しいんだから一緒に頑張ろうね

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