自分のおかれている状況から逃げたいとき

ある子どもさんがゲームにはまり昼夜逆転
学校にも行かずに先生の訪問時にも顔をださない
こんなことが続きました。
彼は高校生なので単位や来年度のクラス替えにも影響が出てきます。
お母さんの声かけにも反抗的でどうしたいのか読み取れないのです。
 
きっとどうしようもないから立ち止まってゲームしているんだと思います。
きっとWi-Fiをきってもまた他のことに逃げるはず
現実社会からの逃避ですね。
これは決して長くないほうがいいのです。
逃げる習慣がつくとすぐに逃げて新しくリセットしてしまうようになります。
この習慣がつけばどうにもできません。
 
そこで本人とはなしをします。
このとき説得も説教も意味がありません。
まずは
君をせめようとはしていないこと
なんとかこの事態を打破したいと君と同じように思っていることを伝えてます。
 
冷静に
このまま反応しないで逃げるとどうなるのか?
どのように避ける手があるのか?
どの方法であれば動けるのか?
この三点に絞ってはなしをします。
はじめは本を読んでいたり聞いてないようなそぶりをしますがすごく聞いています。
答えが見つからないから逃げるんです。
できるだけ具体的に動けそうな手だてを教えてあげてください。
 
その時反応がないときには紙にかいて次いつはなしをするのかを伝えて終了し期日を決めます。
 
自分で決めることは難しいのですが
自分で動けていることに自信が出てくるはずです。
 
失敗したがらない子が立ち止まります。
失敗できないから立ち止まるのです。
間違っても良いことを教えてくださいね。
 
間違っても一歩進んでいきましょう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA