問題を上手に解決するための方法

あるお子さんの話ですが小学校3年生になり宿題に時間がかかり始めたようです。帰宅後の疲れた状態での宿題はきついですよね。

このお子さんは疲れて宿題をしながらお母さんにあたるようになっていました。少し手が出たりしていたんです。

そこで何がきついか整理しました。話をするときには頭の中をきちんと整理するためにノートに図式化しながら話をしました。

このお子さんの問題は、書字の困難さとドリルの問題を写すときの間違えの多さにあったようです。小さな枠に多くの文字を書くことは強い疲労感を感じるようでした。また移し間違えた計算問題をいくら解いても終わらないためイライラしたようでした。

そのため、担任の先生とも相談し漢字は50字帳を見開きで使い対応することに。ノートのますが大きくなり手が疲れにくくなったようです。また、計算ドリルは写し間違いをなくすためにお母さんが問題を写し計算のみ子どもさんがするようにしました。

自分で「きつさ」を分析する作業は非常に効果的だったようできつくなるとノートで話をしようというようになったようです。

おかねがほしい

友だちと買い物をしたいから

何円だったら使えるのか

なんだったら買っていいのか

どこになら行っていいのか

という質問を書いてきてお母さんがその質問に記入する形で話をするととてもスムーズに話ができたようです。

いい時間と解決方法を手に入れて少し家庭が平和で落ち着いたようです。

大人への第一歩ですね。

頭の中を整理する方法は子どもさんによって違います。得意不得意を知りながら子どもさんにあったより良い頭の整理の方法を手に入れたいものですね。

少しのアイディアが生活をより良い方向に変えていくヒントになりましたね。

                                 

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