算数の文章問題が苦手な子どもさん
毎日私の出したヘンテコ国語算数問題を解いてもらっています
赤いあめが12個黄色いあめが13個あります。よし子さんが赤いあめを3個食べてしまったら赤いあめは何個になりますか?
「・・・・?」
「難しすぎる・・・」
そこで
赤いあめが12個あります。よし子さんが赤いあめを3個食べてしまったら赤いあめは何個になりますか?
という問題にするとすぐに解けるのです。
そうなんです。
なんで黄色いあめがでてきたの?ということにひっかかっているのです。
「この問題間違ってるよ」なんてことも
「素晴らしい(拍手!)」
これに気づいていることが素晴らしい
そして今度のステップとしては
「わからないではなく、この文章いらないよね」
なんて言ってくれたらもっと嬉しい
説明をしてくれることが重要ですから
「どこがどうわかならいか?」
これを伝えてくれればどんどん学習が進むのですから。
国語では短い文章がありそれを読んで質問に答えます。
この子どもさんは音読しますが内容はほとんど入らず質問を読んで必ず「わからん」から始まっていました。
そこで音読しながら
「ここででてきた斧ってどんなものか知ってる?」とか
「出てきた動物順に並べると3番目は誰だっけ」なんて言いながら読み進めていきます
先日は「すがすがしい」ってどんな意味?と聞かれて「ずるい感じ」と答えた彼
これは文章の理解を変えてしまいますので絵辞典を見てさっそく意味の修正
「つごうがいい」という言葉の意味は「つごという実がおいしい」と答えていました。
少しずつ言葉の意味の修正をかけながらほんのちょっとの文ですが読めるようになってきています。
行がずれるのでクリアーファイルに幅8センチ長さ15センチの穴をあけてそこから見える文だけ読みます
「音読窓さん」と彼は読んでいます。
すこしずつがんばってできるようになるとうれしいですよね。
最近はよく看板や説明書きを読むようになってきましたよ
ルーム番号 → ルール番号
シールブック → ルールブック
なんて読み間違えはまだありますが読んでくれれば訂正はその都度できますよね
「僕、本当によく読み間違える」というようになってきました。
自覚の現れですね
大成長です
今後の成長も楽しみにしています