あるお母さんからお電話がありました。
インフルエンザで寝込んでいた時、息子から言われた一言が忘れられない。
考えると苦しくなって眠れないとのこと。
どんなことを言われたかというと
40度の熱で寝ている母に
「ごはんは?」と聞いてくる
「インフルエンザだ」というと
「うつさないで」といって部屋を隔離された
「いつ治るのか?」
「ごはんや洗濯掃除はどうなるのか?」と聞いてくるが母の体を心配する様子はない
これはお母さん非常に苦しかったと思います。
なかなか相手の感情が読めない
コミュニケーションのずれがあることを母が一番理解している
でもその母でさえ非常につらい言葉だった
これが将来どのように周りの人を傷つけていくのか?
考えると怖い
こんな感情だったと思います。
お母さんつらかったですね。
休養できないくらい動揺されたと思います。
子どもさんにこの話をすると全くピンときてなくて。
インフルエンザは怖いからうつるといけないと思った。
ごはんは本当になかったので聞いただけだ
「・・・・わかる・・・・でも・・・・きつい言葉」
そこで感情論ではなく
病気の人がいたらポカリスエットとプリンやゼリーを用意します。
そして「どうしてほしい」「なにしたらいい」と聞きます
自分のごはんがなく、家族が忙しかったり病気の時には自分で買い物に行き食事をします。
具合が悪く食事を自分で買うことができない人には何がほしいかを確認します。
そう伝えると「そうかあ、それはしなかった」との答え。
少しわかってくれたかな?
次からは少し変わるかな?
お母さん一つ一つ学習です。
つらかったけどみんなでその難しさを分かち合ってまた歩き始めましょうね。
きっと道は見えてくると思います。
その間少し休んでくださいね。
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