お母さんのお財布からお金をとったこどもさん
そのお金でコンビニに行ってプリペイドカードを買ってゲームをしていました。
コンビニの店長さんから「お金をいつも持ってきてプリペイドカードを買っているけど大丈夫?」
と聞かれたお母さん
子どもさんを問い詰めたものの認めない
コンビニの店長さんが見ていると言っても言っていないの一点張り
そこでゆっくり話をすることに
私「もうカメラにも映っているからわかっているよ」
こどもさん「でも似てる人かも」
私「でも自分でも見たよね」
こどもさん「でも僕ではない」
私「怒られるから嫌なの?」
こどもさん「自分だって言ったら怒らないって言っても怒るでしょう」
「嘘ついていた方が怒られないもん」
そういうことだったんだね・・・
ゲームはしたい‥でもお金はない・・お財布はそこにある・・使ってしまおう‥でもすぐになくなってしまう・・また使う
この繰り返しだったようです。
衝動性の強いこの子どもさん
自分で上手に自制できないんですね
直後の出来事を回避することは考えても自分のしたことが世の中にどんな影響を及ぼすのか考えられないんです
本人の怒られるから言わないという思考は本気なんですよね。
そこでお母さんには財布やお金は子どもさんの手の届くところに置かないこと
ゲームに没頭しないでいいように好きな習い事などを増やして放課後の時間を充実させること
怒るのではなく子どもさんの行動が及ぼす影響や子どもさんがどれだけ不利益を被るのかについて話をしてもらうことに
お母さんもお父さんもどうして認められないのか?
こんなことでは世の中に出た時に大変なことになるのでは?
お友達を巻き込まないか?
警察に捕まるようなことをしたらどうしよう?
と非常にゆれられました
当たり前ですよね
でも今怒っても伝わらない以上はそれ以外の方法で教えるしかないんですよね
そして長く確実に何がいけないのかをしっかり伝えていくことなんです
衝動性を抑えることはなかなか難しい
でも自分で少しでもコントロールしないと生活ができないし大人になったときに困ります
そのためにも子どもさんが自分を知って考えコントロールするすべをもつこと
これは非常に重要です
自分を知ることは大人でも非常に難しいですね
一緒にあの手この手で伝えて教えていきましょう
子どものうちの失敗は充分学習につながりますから