ある女の子からみんなは簡単にしていることが私にはできない。
もうダメだと泣きながら電話がありました。
泣きじゃくる女の子をなだめながらゆっくりゆっくり
みんなも家で泣いてたりするんだよ
簡単になにも努力しなくてできているわけではないよ
毎日少しずつしているからできるようになるんだよ。
一つできないと思ったときに混乱して大きな声で泣いたりすることを変えようよ。
少しずつでもできることを増やしていこうよ。
と話をしました。
この子は0か100かの考え方があり非常に思考が極端です。
少しわからないことがあると
「全部できない」
「私だけができない」
「みんなはできるのに」
と思い始めます。
これが引き金になってパニックをおこすのです。
電話では「せっかく教えてくれたのに私が怒ったからもう教えてもらえない」「みんな怒ってる」というのですが
実際パニックになると激しくて家族はきついと思います。
少しずつ毎日コツコツすることが苦手で勉強がおくれてくる。
勉強ができないと面白くなくなるからますますしなくなる。
しないとできないことがさらに増える。
もうできないと思い込んでしまう。
極端な思考の悪循環です。
思考のパターンを変えないといけないのです。
怒るわけではないですが彼女の極端な考えを少しずつ変化させていけるように声をかけます。
電話をかけてくるということは
「せっかく教えてくれたの」にというということは
何とかしたいんです。
一緒に変えていこうよ。
何とか怒らずに何がわからないのか伝えられる人になろうね。