うまく人に思いを伝えられない子どもさんがいます。
どこから話していいかわからない。
話している途中でわからなくなる。
うまく話せないからお友達と遊んでいても主導権はいつも周りの子
自分がしたいことをうまく言えないからいつも従ってばかり
どうしても自分のしたいことを通そうとしてついつい手がでてしまう
手がでるとまわりの子はどんなふうにたたかれたのか先生にしっかり伝える
うまく説明できないから「黙る」か「すねる」か「泣く」か「怒る」
こんなことを繰り返してきて
「どうしてこんなことになった?」
「・・・・・わからん」
「なんでこんなことしたの?」
「・・・・・しらん」
「どうせ俺が悪いんやろ」
なんて会話が日常化する
こんな子どもさんに
筆談しながら箇条書きで自分の伝えたいことを書いていき順番に並べて物事を整理する学習を続けてきました。
この子どもさんが先日手紙をくれました。
少し言えるようになりました。
言いたくて言えないときは家で書きます。
書くとほっとします。
話聞いてください。
今年もよろしくお願いします。
あなたは素晴らしい子だよ!
こんなに努力している子は素晴らしいんだよ!
きっと小さいころからいっぱい我慢してきたよね!
伝えられなくていっぱい悔しかったよね!
その気持ちをどんどん教えてね
あなたの努力はすごいと思います