緊張の入学式がさまざまな学校で行われました。
ある利用者さんの話です。
入学式前緊張で顔つきが少しこわばってきたことをひそかにお母さんは心配していました。
でも当の本人は緊張していることにすら気づくことができていませんでした。
ゲームの時間は増えていく。
お菓子を食べる量が増えていく・・・・これってまさしくストレス症状ですよね。
私にはよくわかります・・・・甘いもの、買い物、・・・みんなの天敵・・・ストレス・・・・
でも本人はストレスとは?????
そのうち不安は行動に現れます。
「お母さんゲーム買って・・・」「お母さん漫画買って・・・」
そこで彼に話をしました。
「入学式、中学校、不安はないかい?」
「ない」
「そうかあ」
「じゃあ、うれしい気持ちと、心配な気持ち、どっちが多い?」
「とりあえず後者」・・・・。
少し気づき始めた様子。
「ゲームをしていやなことや不安なことを忘れたいと思い気持ちはある?」
「・・・ある」
「不安は解決しておきたいと思う?」
「できないからいい・・・・」
(そうよね、解決できないこと今までいっぱいあったよね・・・)
「10個心配があったら1個でも解決しておこうよ。大人は協力するよ」
「・・・(半信半疑)」
こんな会話から中学生の複雑な心の内側が垣間見れます。
思春期、解決できないことも多いけど、少しだけ手伝わせてください。
愚痴ってください。
あなたたちの愚痴は多くの人にはわがままにうつるかもしれない。
多くの人には理解されにくいかもしれない。
でも理解しようといっしょに解決しようと思う人はここにいます。
今までは○○さんと言い合いましょうといわれていたのに中学校では先生が○○と呼び捨てをします。
友達のお兄ちゃんを今まで○○ちゃんと呼んでいても学校では○○先輩といいます。
教科ごとに先生が変わり宿題の提出の仕方も違います。
いろんなルールがいっぺんに変化する時期。
みんなで乗り切ろうね。
みんな同じように苦しんでいrんだよ。
一人ではないよ。