「高校の先生から偏差値の高い大学にいったらいい会社に就職できるって言われたんだよ」
「だから偏差値の高い学校に行かないといけないよね」
「いい会社に就職できたらお給料もいいんだよ」
「短期大学や専門学校より4年制大学だよね」
「国立大学に入らないと就職はないらしいよ」
こんな話をしている子どもさんに
「大学にいって何を勉強したいの?」
と聞くと
「何をしたいかはわからない」
「〇〇は点数が高いから△△学科かなあ・・」
という答え
一般的な意見が時に絶対的な意見になることがあるんだなあとかんじた瞬間でした
もし彼が思ういい大学に入ったのに就職ができなかったら
もし途中で会社を辞めないといけなくなったらどうなるのかなあ
お給料が思ったより低かったらどうするのかなあ
とおもうと少し怖くなりました
大学を卒業して就職して何十年も働かないといけないんだよ。
自分の苦手なこともあるよね
苦手なことが仕事になるときついよね
点数や偏差値ではなくて何を勉強したいか将来どうなりたいかを考えようよ
と伝えます。
数値ではっきり合格や不合格がわかったり
一つのものの見方で明確に物事の判断が決まったり
これはとってもはっきりしてていいように見えるけど
これから君たちが羽ばたいていく社会に絶対はないし不明確で不合理なことも多いよ
自分の意志や考えをもっていることは大切だよ
専門学校だって短大だって専門的で就職に直結していていい部分だってあるんだよ
いろんな視点で物事を観察してみよう
きっといろんなものの見方がが見つかるよ