音読ができな子どもさんはいろいろな原因があります
・行がずれてしまうお子さんは空間認知のトラブルを抱えていることがあります
・漢字が読めない子どもさんは音読みと訓読みの区別ができなかったり形の弁別が苦手な子もいます
・文字のかたまりを認識できない子どもさんも空間認知の問題や音の認識ミスがおこりやすいことがあります
行がずれてしまう子どもさんの場合は
このように読みやすいように画用紙を細工してあげます
できたり読めるようになると、かたまりで読めない問題が再発見されることもあります
漢字が読めない子どもさんは漢字の学習は別の機会にして読み仮名を書いてあげることで音読は克服してくれます
文字の塊を認識できない子どもさんは
わかりやすい色のペンでスラッシュを書いたり蛍光ペンで固有名詞などをたどっていく方法があります
具体的な対策で「できない」→「したくない」→「読める」→「楽しい」に移行してほしいですね
できるようになればみんな自分から読み始めます
大人も子どももできるようになると楽しくなって練習もできるようになります
「よく見て」
「ちゃんとみて」
「ふざけないで」
なんて言葉が繰り返し出てくる学習の時にはぜひ具体的な工夫をしてみてくださいね