「これって箱?四角が3つ?」
こんな話から始まった会話
どうしたどうした?
なにがあったのかなあ?
詳しく聞いてみるとどうも教科書の図が立体のようには見えないようです。
授業中にみんなの見え方と自分の見え方に違いがあるように感じたとのこと。
実物はきちんと把握できるのですが平面に描いた絵をイメージすることができない。
これでは図形の学習が困難になりますので早急に対応が必要です。
まずは
・平面の絵に頼らずに実物を使うこと
・ノートをとるときに図を書かないようにする→書くことでの混乱を防ぐ
・頭の中に図形のイメージができるように具体的なものの名前を浮かべるようにする
(たけのこの里の箱をとか・・・ポテトチップスの箱をとか・・・)
これで対応をしました。
最近は自分のイメージが正しいかを確認してくれることも出てきました。
自分で何が難しいのかを把握する力
困難さを解決しようとする勇気
実際に解決して得た充実感
これが彼の成長には不可欠なんです
できた自分
できるようになったプロセス
これを大切にしていきたいなあと思った出来事でした。
ちなみに図形の実物は粘土で作ることが多かったです
粘土箱に糸を入れて切ることで対応しました