なんでうちの子はこんなことを考えるの?

ある大学生が試験のあと先生の研究室に行ったようです。
先生の問題の出し方がよくなかったから自分は単位を落とした。
どうして授業で習っていないことを試験に出したのか?
そのせいで自分は単位を落としてしまったといったようです。

後日、先生より家庭に連絡があり驚かれていたようです。
先生としては教えたことを試験に出したつもりだが困惑しているとのこと
すぐにお母さんから連絡がありました。

納得いかないことをすぐに行動化してしまう
うまくいかなかったことは人のせいにしてしまう
このような行動にでること自体が信じられない
どういうふうに本人と話をしていいか
これから子どもが何をしでかすかと思うと不安でたまらない

こんなはなしでした。

本人と話をすると同じようなことを言っていました。
自分は頑張った。
どうして落ちたかわからない。
先生がきっと悪いと思う。
そもそもあの先生はぼそぼそしゃべって何を言っているかわからないときがある
授業料を払っているんだからわかりやすく教えるべきだ。
なんてことを言うのです。

そこで大学は学びに行くことろです。
自分で学ぶことが重要。
先生の教え方は重要ではないこと。
わからないなら聞きに行くべきだし自分で調べることが重要なこと。
どの程度学んだか聞くと聞きに行ってもないし自分で調べてもいないようでした。
教えられたことだけをするのは大学での学びではないことも伝えました。

でも本人はまだ納得できず先生に謝る気はないとのこと

謝らないことに関しては自分の考えだからしょうがないと思うこと
大学で学ぶこととはどういうことなのかを考えてみてはと伝えて話は終わりました。

さあこれからどのように考えるかな?

社会常識とは非常にあいまいで難しいものです。
みなさんはそれをいとも簡単に臨機応変に解釈して使います。
でも彼らはそれが難しい。

でも少しずつ少しずつ実感してもらわなければいけない
この実感が重要です。
身に染みてわかったことが重要なんです。
怒ってもしょうがないのです。
怒れば恨みに思う気持ちが増えるだけです。
お母さん子育ては忍耐ですね。
難しいですね。
でも一歩ずつ成長です。
いろんなことをしてしまうかもしれませんが若いうちに恥をかきましょう。
そしてそれを学んでいきましょう。
一緒に乗り越えましょうね。

実感するためには怒らずに考えさせることが重要です

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