先生とお母さんのタッグ

ある子どもさんが学校でいろんなトラブルを起こしていました。
先生もお母さんも必死で子どもさんの支援をしていました。

ある日子どもさんはわざとではなかったのですが友達とけんかになってけがをさせてしまったのです。
お母さんは相手のお母さんに謝ったり学校に行って校長先生の話を聞いたり・・・。
落ち込んで涙が止まらなくて。
それを見た子どもさんは自己嫌悪でさらに調子が悪くなってきていました。

そんなとき先生がお母さんと子どもさんを呼んで話をしてくれました。
「お母さん小学校の中学年の子どもさんたちはコミュニケーションの勉強をしているんですよ。みんな喧嘩したりいろんなことがおこっています。」
「○○くん。わざとしたわけではないことは先生はわかっているよ。ときどきとめられなくって行き過ぎることもあるよね。でも少しずつハッと気づくことも増えてきているよと思うよ」
「大丈夫。ゆっくり頑張ろう。きつくなったらいつでも言ってね」
子どもさんもお母さんも本当にほっとして前を向いて頑張れそうな気になって帰ったそうです。

どうしても大変なトラブルが続くとみんなの感情が下降してどんどんダメな方向に
「どうせ僕はできないもん」
なんていう悪い暗示にかかってしまうのです。
また更に「どうしてあなたはいつもそうなの」なんて怒られたときには
「やっぱり自分はダメなんだ」という更なる暗示にかかってしまいます。

こんな時には
「お父さんも小さいころこんなことがあったなあ」
「お母さんもお友達とうまくいかなくって辛い時があったなあ」
なんていいながら
「ごめんねって上手に言ったらうまくいったこともあったし…」
と解決方法を話してあげると話をしている方も前向きになれるものですよ

上手ではないコミュニケーション
でも物は考えよう
これ以上落ち込まないように前向きに
何とか動き出せたらいいですね

先生に感謝です

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