授業中にクラスでうろうろしてしまう子どもさん
「どうして動くの?」と聞くと
「先生も動いている」との答え
「そうかあ。先生は丸付けしているよね。一緒に動くと丸付けしてもらえないよ」
というと
「ぼくがしてまわるんだ」との答え
そうだったのかあ~
その後校長先生が上手に「丸付けは大人しかできないんだよ」と話してくれて一件落着
校長先生が決めているんだよってところがポイントだったりしますね。
ある日またうろうろが始まって
「どうして?」と聞くと
「ノートが書けない」との答え
よく見ると表をノートに移す時にどれだけ行をとっていいのかわからずに困っているようでした。
「一緒に練習しよう」とこれもなんとか乗り越えて
ノートがうまくかけなかったら先生に聞くということもできるようになりました
先生も素晴らしいのです
日頃はうろうろしないんだから理由があるはずと、頭ごなしに怒るのではなく時間をとって聞いてくれたりお母さんに電話をくださるのですぐに解決。トラブルは長くは続きません。
こんな彼が最近元気がないのです。
聞いてみると大好きな先生が「クラスがえがある」といったとのこと。
先生がいなくなったらどうしようと不安になってきたんですね。
すぐに「クラスがえはどの学校にもあることや先生が変わっても同じようにわかってもらえるようにお願いすること」などを先生から話してもらいました。
こんなに頼りにしていたんだね。
素敵な先生に出会えたんだね。
こんな出会いが彼らを育てているんだなあ
大好きな先生に出会うのは結構難しいことでこれを経験できた彼は幸せだなあと感じました。
先生素敵な小学校生活を一年ありがとうございました。
来年も素敵な先生に出会えますように。