感謝の気持ちを育てるにはどうしたらいいのか?
この時期大きな悩みです
「新学期」「春休み」「進級」「進学」
スマホがほしい。
新しいバッグがほしい。
洋服がほしい。
新しいゲームがほしい。
いろいろな希望がありますよね。
でもここで私たちが子どもさん方に繰り返し伝えるのはお母さんやお父さんが新学期を迎えるにあたり何をしてくれているかです。
授業料に制服や体操服。
定期券におこづかいに携帯。
進級や進学をしたら当たり前にように出してもらっていますがこれがいくらかかってるのか自分には関係ないと思っている子どもさんが多いのです。
すごい金額を出してもらっているのに、子どもさんは受かったんだから新しいスマホがほしいとか新しいゲームがほしいとか言っているのはおかしいということを繰り返し繰り返し伝えます。
自分が稼いだお金を人のためにこんなに使うことができるか?
と聞くと自分にはできないという子どもさんが多いです。
親だから出すのは当たり前ではなく感謝する気持ちをもってほしいのです。
実際に金額を提示してあげてください。
大人になると自分で自分の生活をマネージメントしていきますので、生活するにはこんなにお金がかかるということを時間をかけて学習することが重要です。
具体的に経験することで学習が進む、実感がわいてくる。
これが将来の生活につながるんです。
お金がない時は買えないこと。
我慢することが生活だということ。
これを実感している子どもさんは強いです。
生きていくことの苦労知ること。
苦労を実感することが感謝にもつながります。
怒ったりぶつかったりせずに淡々と生活をするための大変さを教えてあげてください。
今は何でもすぐに手に入る時代。
家にいてもネットで充分遊べる時代。
実際のお金とは違う仕組みのお金(カードや電子マネー)が存在する難しさ。
実際に生活することを経験してみて実感することは非常に重要です。
小さい頃からの金銭教育ぜひ取り組んでくださいね。
そして何より感謝の気持ちが少しずつでも芽生えていきますように