ルールを教えることと受け止めることとのバランス

ルールを教えることと本人の気持ちを受け止めることのバランスは難しい

とっても子ども思いで愛情深いお母さんが言われた言葉ですが
「子どもの特性や気持ちがわかればわかるほどこの子は社会の中では生きにくい子なんだなあと思います」
「○○がいやだった」
「○○はしたくない」
「僕は悪気がなかった」
そんな子どもの話を聞くたびにルールを教えたり相手の気持ちを伝える前にこの度も感情に
感情移入してしまう。

お友達とけんかをしてきた。
先生から好きなことはするけど嫌なことはやろうとしない
気分のむらが大きい
素直なんだろうがややわがままに見える
と言われた

こんなときなんでわかってもらえないのかなあ・・・という思いがわいてきてしまう
でも反面おとなになったらこのままではいけないとも思う

とのこと

お母さんの苦悩はすごくわかります。
特にお母さんと男の子の関係は小さい時ほど密ですから感情移入はすっごくしてしまうと思います。
「うけとめる」ということは非常に難しい作業です。
「○○くん。ゆるせん」と子どもがいったとき「本当にひどいね」というのか「許せない気持ちになったんだね」というのとでは子どもさんの感じ方が違います。
子どもさんの気持ちを聞きながら本人の気持ちを整理するように聞いてあげてください
「うけとめる」ことは、気持ちに同意することではないんです。
整理してあげたり言い換えてあげることが重要なんです。
そして時間がたったら「このまえ許さんって言っていたけどもう仲良くなっているね」「よかったね」など声をかけると本人も「そうかあ」と思うこともあります。

解説や説明をしすぎないこと。これも重要です。
解説や説明をする前に本人の気持ちを聞いてあげましょう。
うまく言えなくてもいいんです。
「許せないのは○○がいやだったからかなあ」それとも「△△がいやだったからかなあ」と聞きながら様子を見てみるなど
すぐには言えないくても少しずつ気持ちが整理されてきます。
本人の気持ちがでてきたら「私は○○するかなあ」ほかの人はどうするか聞いてみたら?
など説得説明ではなくお母さんの気持ちや考えを少し伝えることがいいと思います。

こんな疑問を持って子育てしてくださるお母さんは素晴らしいと思います。
一緒にゆっくり子育てしましょうね。
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