僕は人の気持ちが読めないんじゃない読み間違うんだ

中学生の子どもさんが僕は人の気持ちがわからないならいいのにと言いました
??????
どういうこと?
と聞くと
僕は人の気持ちがわからないわけではない、いつも人の気持ちがわかった気になるけど違っていることが多い
違っていることに気づくのにも時間がかかる
僕がしゃべるとみんなが黙る

こんな難しいことと向き合っているんだね
辛いね

「でも話していても黙らない子もいるよね」と伝えると
「そういえば○○くんと○○くんがいる」とも
「家族はどう?」
「家族も黙らない。そうかあ。聞いてくれる人は通訳してくれる人が多いなあ」

このお子さんは話をまとめることが苦手で結論だけを言ってしまったり状況が読みにくいという特性がありました
でも根にもたなかったりみんなに社交的だったりいいところもいっぱいあります。
賢いから苦手なことに注目して改善したいという気持ちが増える

こんな本をいっぱい持っているようです
少し視点を変えてできていることに注目する
できていないことを認めて人に伝えてみる「僕って時々変なこと言っちゃったりするんだよね」なんて
自分を認めている人は自信に満ちていて親しみやすいものです

この子はすごく自分のことを考えている
思春期をきちんとむかえている
これからみんなで見守って彼を認めていきながら励ましていきながら
気持ちが落ち着くようによりそうことが重要です

こんなかっこ悪いことを話してくれた彼は本当に素晴らしいです
もうずいぶん大人になっているんです
あとはみんなで支えるからね
安心して大人になってね

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