あるお子さんの通知表
ABC評価でBCばかり
Aがありませんでした。
知能検査の結果は非常に高いのですが評価はいつもいまいち
原因は字の汚さのようでした。
「キレイに書くことはそんなに大切?」
「汚く書くと読めないの?」
「僕は読めるけどね」
「読めるくらいの字ではだめなの?」
「きれいに書くの基準は何?」
こんな疑問で終業式は頭の中ぐちゃぐちゃ
評価の欄には「きれいに書くこと」を心がけましょうと書いてありました。
どこからきれいな字?
どこからが汚い字?
○○君はオッケーもらっていたのに自分はもらえなかった・・・
先生は自分が嫌いなのかも・・・
でもこの前国語の時は〇もらったけど道徳ではだめだったなあ・・・
いろんなことが頭をよぎります
これって難しいですね
中学のように明確な基準で成績をつけるわけではないのでしょうね
先生が変わったらこの基準も変わっていきますね
いいひらめきと知識力
学力も十分あってマーク式の学力検査は非常にいい結果でした。
でも彼の自己評価はズタズタ・・・
いろんな基準があることや評価がすべてではないことも説明しました。
きれいにではなく読めるようにの基準でいいこと
高濱正伸先生の本も見せ思考のスピードが速い子どもの字はあまりきれいではないことも話しました。
少しでも自分のいいところを取り戻せますように
まんべんなく何でもできることがゴールではないことが伝わりますように