不登校になってしまった子どもさんと話をしました。
どうして学校がいやなのか?
何かあっていけなくなったのか?
自分でもわからないというのです
そこで今の自分の気持ちはどんな気持ち?と聞くと・・・????
・学校に行けなかった…という気持ち
・学校に行かなくなってすっきりしたという気持ち
どっち?
と聞くと「今日も行けなかった・・」という気持ちと言います
今まで困ったことはあった?と聞くと
・・・人といるのがきつかった・・・
という答え
そこから今までのことを聞くと
自分の意見を言ったことがない
人の考えていることと自分の考えていることが違うことが多い
思い違いをしたり勘違いして失敗することが多い
失敗することがとっても苦手
間違いそうなときやわからないことはこたえないようにしている
理由がわからずに怒られたことが多くある
こんなことがでてきました。
苦しかったね
きつかったね
と話しかけると涙があふれてきました。
誰かにいったことはある?
そう言われて
誰かに行ったら何か変わる?
ときょとんと聞き返した子どもさん
お母さんにも言っていなかったんだね
この違和感生きにくさ
中学生まで抱えてきつかったでしょうね
小学校低学年からあったようです
気づいてあげられなくてごめんね
今からは大人があなたのことを理解するからね
涙があふれてあふれてこちらまでもらい泣きしそうでした
自分としては常識だと思っていたことが人に通じない
自分に自信が持てない
何をやってもうまくいかない
中学生になったら変わると思っていたのに変わらなったショック
いろんなものが絡んで動けなくなっての不登校
休みたいと思ったことはない
動けなくなっただけ
学校に行っても気分が悪くて帰ってくるようになってしまっただけ
これは体が助けてと言っているんですよね
まずは自分を知ろうということで自分の考えや思いを書いてみよう伝えてみようと話しました
どんなところできついのか
どんなところで躓くのか
学校に行って友達にあったときに何といえばいいのか?
学校に行ってなくてスーパーに行ったときに人から今日は学校は?と聞かれはしないのか?
こんなに学校を休んでしまってもう戻れない
戻るならクラスが変わった4月しかない
こんなことを考えていたら動けないですよね
学校に行っても友達に会わないでいい方法があること
クラスに戻ることだけが学校に行くことではないこと
いろんな子がいて自分に合う子にまだ出会えていないこと
こんなことを話しながら日々一つずつ変わっていっている時間をもってみようと計画を立てました
楽しみを見つけること
楽しみを実行すること
こんなことから進んでいこうね
よく頑張ったよ
今からは自分らしく生きることも考えてみようね