「掛け算は難しい」
という子どもさんに会いました。
「どこが難しいの?」
と聞くと
「全部」
?????
ゆっくり話を聞いていくと
こんなことでつまづいていました。
いんに「が」に
いんさん「が」さん
にさん「が」ろく
にろくじゅうに??????
これってわかりますか?
「が」があったりなかあったり
いつ「が」がついていつつかないの?
誰もこの疑問に丁寧に答えてくれなかったようです。
いいから覚えなさいの言葉に疑問はつのるばかり
「もう掛け算なんか嫌い」になっていました。
答えが二桁になると「が」がつかないねと教えるとすっきり
「次の日には掛け算が一番好き」と言っていました
子どもの疑問に寄り添って丁寧に考えていくことの重要さを学ばせてもらった出来事でした