子どもには自分の考えがあります 

進学・就職の時期ですね。
4月は新しい生活の始まり、多くのストレスがかかります。

子どもさんも覚悟をしながら不安な時期を過ごしています。
不安や緊張が続くと判断力が鈍ることがあります。
近くで見ている親御さんはハラハラしてしまうかもしれないですね。

でもこれも大人になる第一歩。
ご両親が若いころいろいろな困難にぶつかり失敗もありましたよね。
そんな時ご両親からのどんな言葉やかかわりに救われましたか?
正しい道や危なっかしくない道を示すことも必要ですが
時には見守りながら転んでしまったときに手を差し伸べることも重要だと思います。
危険は知らせてあげないといけないですが知らせることが大切でそれをどう乗り越えるかは自分で考えることができたらいいなあと思います。
考えててつまづいていろんな人の意見を聞きたくなって柔軟な思考ができてくるんだと思います。

例えば
「一人暮らしがしたい」と言いだしたときに
一人暮らしがどれだけ大変かをわかっていないで夢物語のように話す子もいます。
でも否定はしません。
・まずは何が必要か書き出してみよう
 光熱費って何かなあ?
・いろんな人に初めて一人暮らしした時に困ったことを聞いてみようか?
・家にいる間に一人暮らしの準備してみようよ
 洗濯に料理はどれくらいしたことあるかなあ?
こんな風に話し出すと否定はされていないから自分で自分が言い出したことをじっくり考える時間が持てます。

ときに夢物語を語ったり非現実的な思考をする子どもさんがいます。
でも否定をしてしまうと冷静に自分の考えと向き合うことができません。
被害感だけが残ります
「どうせ僕の話は どうせ私の話は 聞いてもらえない」こんな気持ちでは素直に人の話が聞けないんです。
まずは話を聞いてゆっくりゆっくり現実的な思考に導いてくださいね。

忍耐が必要ですがきっといい結果がでますよ。
一緒に頑張りましょうね

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