どこまでいったら許してくれる?

「どこまでいったら許してくれる?」
ある日ふとこんな話をお母さんに投げかけてきた子がいました。
よく聞いてみると
低学年のころから学習がやや遅れていたのでお母さんがついて勉強してきたとのこと
勉強は好きじゃないが教えてもらわないとできないからきちんとやってきた
毎日の勉強時間は3時間
頑張ってはいるが成果は芳しくない

こんな状況で出た言葉だったようです

本人と話をしてみると勉強しているときつい
勉強しないといけないと思うとお腹や頭が痛くなる
でもやめたらできなくなる
だから我慢してする
ときにはお勉強中に1時間トイレにいることもある
そんな状態でした

私は彼に「どうして勉強するの?」と問いかけました
「しないとできなくなるから」との答え
「勉強は楽しくない?」と再度聞くと
「うん」というのです

同じ質問をお母さんにもしてみると
「学校の勉強についていくため」との答え

子どもさんが体を壊してまで
親子の時間をすべてつぎ込んでまで学校の勉強についていく必要があるでしょうか?
学校の勉強についていくためではなく考えることが大事だから勉強をしているのではないかなあ
考える癖をつけるために勉強しているんじゃないかなあ
机に座っていなくてもいいんです
お店で売っているものの産地を見て日本地図を眺めてもいいんです
お料理をしながら物の量や図り方を実感してもいいんです
家の中をいろんなものではかってもいいんです
物を使って算数してもいいんです
テレビでドラマを見ながら社会を学んでもいいんです
あまりかたく考えずに楽しみながら学ぶ方法を考えませんか?
プリントとノートとにらめっこしなくても勉強できませんか?

きっと子どもさんもお母さんもきついんだと思います。
楽しくないんです。
もっと考える楽しみやわかる楽しみを実感しましょう。
一緒に考えますよ。

煮詰まったら
追い詰められた気持ちになったら
一度全部止めて立ち止まって
考えてみてください

素敵な大人になるためには何が重要か?

豊かな経験と考える力です
この世の中で生きていける柔軟な考えなんです

何点取るかは問題ではないんです

みんなの笑顔のと大きな成長のためにもう一度考えてみませんか?
きっと笑顔が見つかる方法があるはずですよ

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